2023.02.28
マグロ解体ショー
投稿スタッフ
先日、おみちょのヤマカ水産さんから、「マグロの解体ショーのお手伝いしてくれんけ?」との直々にご依頼をいただいたので、イチバのハコスタッフ2名で張り切ってお手伝いして参りました!
産業展示館での、住宅関係のイベントでの開催とのことで、お家を建てようと御検討されているご家族連れの方がいらっしゃる賑やかなイベントでした。
2月25日、26日の2日間。コロナ禍前は毎年行っていたそうですが、久しぶりの開催とのことでした。
ヤマカ水産さんのヘルプで金沢中央卸売市場の仲卸の丸二中央水産(株)の方々もいらっしゃって、お魚屋さん4名、そして私たち2名の6名で連日40kgオーバーのマグロを解体→販売して参りました!
中央市場でしっかりと下処理をされて持ち込まれたマグロは、会場で血が滴るようなこともなく、綺麗にどんどん捌かれていきました。
普段は100kgオーバーの大きなマグロを扱っている皆さんからすると、この大きさはアジをおろしているようなもんやとおっしゃっていて、確かに僅か30分足らずで、骨と皮だけに。
無駄のないお魚屋さんの手捌きに惚れ惚れしているのも束の間、マグロ解体ショーが始まるとともに、ショーそっちのけで長蛇の列が出来るほどで、ショー開始から完売までわずか1時間程でした。下ろした側から、パック詰めしていき、赤身、中トロ、大トロと部位ごとに販売しました。
最後にはお頭も販売して、頑張って挑戦してみる!という勇気のあるお客さまに持ち帰っていただき、本当に骨と皮だけが残りました。
あの方達、無事調理できたのかなーと今も気になっています。
私たちもお土産で赤身と中トロと大トロがミックスされたものを頂いて帰ったのですが、それはそれは美味しいマグロで、今同じタイミングで同じマグロを食べてる方が沢山おられるのかなーなんて想像してニヤニヤしちゃいました。
また、マグロ解体ショー、小さなお子さんたちが、最前列でずーっと真剣に見ている様子がとても印象に残りました。
色々なお仕事がある現在、選択肢も多い中、この解体ショーでお魚屋さんの仕事ってかっこいいなーと思ってくれた子が一人でも、大人になって金沢のお魚関係のお仕事を繋いでいってくれたら良いなと思いました。
もちろん大変なお仕事ですが、私たち大人から見ても、大きなお魚をピシッと捌いていくお魚屋さんはいつもカッコいいです。