2021.05.08
ヤマカのばんちゃん
投稿スタッフ
今回はイチバのハコの仕入れで特にお世話になっている、ヤマカ水産の番匠(ばんじょう)さん、愛称「ばんちゃん」をご紹介したいと思います。イチバのハコでは、近江町市場で働く方々始め、生産者や漁師さんの魅力をお伝えしたいと考えているのですが、サイトや商品だけでは魅力を十分にお伝えできないので、ブログでも定期的に紹介しようと思います、
番匠さんは、石川県の中でも漁師街として有名な北部の珠洲市蛸島のご出身です。お父さんは遠洋漁業の漁師さんで、番匠さんは中央卸売市場の鮮魚の仲買人を経て、今は近江町市場と歴史を共にする創業300年のヤマカ水産で仕入れを担当されています。番匠さんは一見強面で昔はやんちゃくれだったそうですが、イチバのハコの商品企画や仕入れの悩みごとに対していつも丁寧に助言して下さる本当に頼りになる方です。
そんな番匠さんの1日の始まりはとても早く、仕入れのために毎朝6時前には金沢市中央卸売市場へ顔を出されています。そしてセリで落とされた鮮魚を8時頃から近江町市場のヤマカ水産の店頭に並べ始められ、市場を訪問する馴染みの料理人と忙しく商談されています。
みなさんは番匠という苗字の方と会われたことはありますか?私は今までお会いしたことがなかったので、苗字の由来が気になりウィキで調べたところ、中世から存在する由緒正しい苗字で、今日の大工の前身にあたる木工(もっこう)が由来のようです。
とある日に近江町市場のヤマカ水産へ行くと、番匠さんが業務用冷凍庫の上で器用に大工仕事をされていて(笑)、、、さすが「番匠」さんだと思いました。番匠さんがお作りになっていたのはヤマカの守り神のカエルを祀る棚でした。
■番匠
https://bit.ly/3nZKS6r
ところで、魚の目利き番匠さんの趣味や休日の過ごし方って気になりませんか?私は番匠さんとお会いした時から魚屋さんの休日の過ごし方に興味を持ち始め、数か月経ったとある日に番匠さんへ質問してみました。すると、まさかの「魚釣り」でした!!(笑)番匠さんだけでなく、ヤマカ水産でいつもお世話になっている垣内さんや野田さんも釣り好きで、休日になるとみんなで厳選した釣り場で釣りを楽しまれているとのことでした。「魚の目利きの魚釣り」ってどんな釣りなのかさらに興味が湧いてしまい、、、ついに番匠さんの魚釣りに連れて行っていただけることになりました。
釣り当日は朝5時台に集合し、金沢市内から車で1時間ぐらいの七尾市へ行きました。釣り場に着くと馴染みのボート屋さんで2名乗りの小さなボートを借り、番匠さんの誘導の下、能登島大橋の近くの釣り場へ移動しました。番匠さんや野田さんに船の漕ぎ方から仕掛けの付け方まで手取り足取り教えてもらい、釣り素人のイチバのハコメンバーも立派なキスを大量に釣る事ができました。番匠さん、野田さん、本当に有難う御座いましたm(__)m
釣り場へ行く道中やランチの時も番匠さんも野田さんも釣りや魚の話に夢中で、お二人の魚に対する愛情?を改めて感じました。
そんな魚の目利き番匠さんがお勧めする「ヤマカばんちゃんのハコ」を1周年の感謝の気持ちを込めて、通常商品よりもお得な価格で販売を始めました。5/末までの期間限定ですので是非商品ページをご覧ください。
■ばんちゃんのハコ
https://bit.ly/3nWsb3m
■ヤマカ水産とは
https://bit.ly/3nV4Or6